SlofiAで2019年に注目を集めた記事

当サイトSlofiA(スローフィア)は、今年2月に開設したばかりの新興サイトであるが、お陰様で検索エンジンを中心に順調にアクセスが増えていった。ここでは期間別にアクセスを多く集めた記事で2019年を振り返りたいと思う。

2~3月:MMT、タイ総選挙、鳥貴族

サイト開設当初に大きくアクセスを集めたのが 現代金融理論(MMT)に関する記事である。 当時、米国民主党の大統領候補者を中心にMMTが流行っていたので、批判的に取り上げたところ、MMT信者から総攻撃を受けたのがこの記事である。

現代金融理論MMT解説(1):目新しくないのに実現は難しい

夏頃にかけて日本でもMMTが多く報じられたことで安定したアクセスが続いたが、最近は米国でもすっかり廃れ、日本にいた信者もどこに消えてしまったようで、最近はアクセスは少ない。

次に注目を集めたのが、タイの総選挙に関して、王室との関係を論じたものである。バーツに注目が集まっており、結果的に2019年はバーツ高が続いた年であった。

タイとバーツと選挙と王室

2020年がどうなるかについては意見が分かれるが、筆者はバーツ高が是正される方向に動くと予想している。

非常に高いタイの実質実効為替レート

もう一つアクセスを多く集めたのがYOUKI氏の鳥貴族についての記事である。新規出店目標数や収益計画など、チェーン店が犯しがちなマーケティング戦略のミスが整理されている。

鳥貴族のずさんなマーケティング戦略

4~6月:電子タバコ、空き家問題、パラジウム

筆者は当初から電子タバコの危険性について多くの論文などを紹介していた。その一環で2月に書いた香港の電子タバコ規制についての記事のアクセスが急増してきたのがこの時期である。その後、世界中で電子タバコの規制の動きが進みつつある。

香港で進む電子タバコ規制

次がYOUKI氏の記事である。日本の銀行は法定耐用年数に引きずられて築古物件て適性に評価する審査基準を持たないことが空き家問題の一旦を担っているということが論じられている。5月頃の記事だが、日本の実態は残念ながら何一つ変わっておらず、当分是正はされないだろう。

日本の空き家問題を助長する法定耐用年数という概念について

次は、筆者が3月に書いたパラジウムとプラチナの価格比についての記事である。当時は歴史的に価格比が小さくなっており、その後一時大きく是正された。その後、再びパラジウム価格が上昇していき、更に価格比の記録が更新されるに至っている。

そろそろプラチナとパラジウムの価格比に注目

7~9月:ヘリウム、ファーウェイ、豚コレラ

当サイトでは春頃からヘリウム不足について取り上げていた。日本でヘリウム不足が注目されるようになったのは、以下の記事を書いたのは5月だが、実際に注目を集めるようになったのは、8月に大陽日酸が出荷価格を値上げした時からである。その後、日本物理学会などが政府に安定供給を求める声明を出したのは11月頃であり、関係学会などの速度の遅さが否めない。

ヘリウム不足が製薬業界に影響を与えつつある

次はいろいろな意味で物議を醸すファーウェイについての記事である。ファーウェイは「従業員保有」を謳っており、確かに表面上は労働組合委員会が99%の株式を保有するが、肝心の労働組合委員会のガバナンスが不明な上、組合員は労働組合の保有資産に対する権利を持たないという実態についての論文を紹介している。

Huawei(ファーウェイ)の従業員持株制度のからくり

次はYOUKI氏の記事である。筆者も含め、当サイトでは豚コレラを多く取り上げている。中国の物価上昇率に大きく寄与しているのも豚肉価格の上昇であり、経済的な影響はかなり大きい。

ベトナムで豚コレラが大流行しているが、、、日本も他人事ではない

10~12月:ディープフェイク、freee上場

そして最近注目を集めたのがディープフェイクとfreeeのマーケティングについての記事である。ディープフェイクは以前から脅威として報道されているが、本格的に規制や対策のために国や企業が動き出したことを取り上げている。最近もアクセスは多いのだが、検索ワードを見ていると、「ディープフェイク エロ」など性的な目的の方が多いようだ。残念ながらそうした方のニーズにはお応えできない記事である。

ディープフェイク動画の96%がポルノ

そして以下が、freee上場に合わせて財務面や取りうるマーケティング戦略についてYOUKI氏が考察を行った記事である。今のところ赤字を垂れ流しているので色々な意味で注目である。

クラウド会計ソフトfreeeのマーケティング戦略と成長可能性

       

この記事の著者 HAL について

金融・マーケティング分野の機械学習システム開発や導入支援が専門。SlofiAでは主に海外情勢に関する記事、金融工学や機械学習に関する記事を担当。

HAL の記事一覧 SlofiAのtwitterアカウント@slofia_finance