2018年4月にグアムで最初の店舗をオープンして以来、「ジョリビーの全 1,400 店舗中2番目に高いパフォーマンスを記録」したことを受けて、ジョリビー(Jollibee)は今後5年間で5店舗の新規出店を計画する見通しを発表した。
グアムでの最初の店舗は、観光客なら恐らく誰でも一度は足を運ぶと思われるグアム最大のショッピングモールであるマイクロネシアモールの「向かい」という高立地である。
205席を有する大型店舗であり、現地の雇用創出も兼ねた同店舗は、スタッフの100%を地元住民もしくは永住者から採用している。
同社は2019年は500店舗の新規出店を予定しており、海外ではベトナム(120店舗)と米国(40店舗)の両国に力を入れている。
米国ではニューヨークやカリフォルニア、ハワイなど米国での展開にも力を入れており、グアムの店舗は38番目の出店にあたる。
2019年第一四半期は、米国のSmashburgerとの統合と本国フィリピンのインフレによって純利益を14.7%減の約32億円であり、海外での事業展開の成否による事業の安定化が課題となっている。
参考文献
The Guam Daily Post, “Jollibee to open at 4 new locations in 5 years”, 9 Jun 2019
Business World, “Jollibee targets to open 5 more Guam stores within next 5 years”, 10 Jun 2019
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