ますます面白くなってきたベトナムコーヒー

日本経済新聞が、ブラジルがロブスタ種のコーヒーの生産に力を入れていることについての記事を掲載していた。有料記事なので要約することはしないが、品種としての特徴や市場の状況、気候についての長期的な予測など簡潔にまとめられている。

参考:日本経済新聞「コーヒー豆、ブラジルも低価格品に照準 ロブスタ種増産」2019年9月25日

相変わらずコーヒー価格が安値で推移する中、ブラジルがロブスタ種に力を入れることは、ベトナムの多くのコーヒー農家にとっては驚異だが、ロブスタ種のブランド化を目指す農家や、国際展開に力を入れるコーヒーチェーンなどにとっては良い傾向と言える。

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特にベトナムだけに限らず海外展開にも積極的な、同国第一位のコーヒーチェーン「ハイランズコーヒー」は上場も検討しており、「ロブスタ種=ベトナムコーヒー」と言っても過言では無く、ロブスタ種コーヒーを提供するカフェが増えていくことは認知度や人気の向上に寄与すると考えられる。

一方でベトナムのコーヒーチェーンに関してはハイランズコーヒーが今後も順調に進むとは言えない状況である。先日当サイトでも紹介した新しいビジネスモデルとも言える「イーコーヒー」の登場など投資家として非常に面白い分野でもある。

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筆者はハイランズコーヒーの上場検討には大いに注目しているが、今後も順調に成長していくとは言い切れない部分もあり、それが故に非常に面白い分野であると考えている。今後も継続して動向を追っていきたい。

       

この記事の著者 HAL について

金融・マーケティング分野の機械学習システム開発や導入支援が専門。SlofiAでは主に海外情勢に関する記事、金融工学や機械学習に関する記事を担当。

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