超富裕層の資金は一体どこへ向かっているのか?~最近の株高を警戒か~

スイスの大手銀行UBSはウェルスマネジメント部門が大苦戦のようである。

UBS、19年の目標未達成-10-12月はウェルスマネジメント資金流出(Bloomberg)

現在、ニューヨークダウが最高値を更新するなど、株式市場は非常に盛り上がりを見せている最中で、超富裕層の資金を集めきれていない状況はいささか気になる事象である。

また、以下のような調査結果も発表されている。

ヘッジファンド概況(2019年11月) (日興リサーチセンター)

この記事によると、純流出入額は20か月連続でマイナスになっているのである。

これらから推測される事象としては、巨大マネーの源となっている超富裕層が株式市場へ非常に慎重になっているということである。

一方で、株式市場は過熱感すらあることから、熱狂側と静観側で二極化は加速しているのかもしれない。

今後の市況を読むうえで是非注視していきたい事象である。

       

この記事の著者 YOUKI について

SlofiAでは金融・財務分析関係を専門に執筆。元銀行出身。現在は上場企業の経理を担当。

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