2021年のF1見どころと投資的観点

この記事が投稿されている頃には2021年のF1開幕戦であるバーレーンGPのフリー走行が開始している。日本時間28日0時に予選、29日0時には決勝が行われる予定だ。ここでは今シーズンのF1の見どころと、投資的にはどう見るかを簡単に触れておく。

まず、純粋にモータースポーツとしてのF1の見どころとしては、やはり久しぶりに日本人F1ドライバーがデビューする点である。角田裕毅は小柄な体型であるものの、今シーズンのドライバーとして最年少でアルファタウリ・ホンダからデビューする。

そして、今年でホンダはF1から「また」撤退することになっている。今回で4回目であるため、将来的に復帰する可能性は否定できないが、今の所ホンダは再参戦は検討していないと述べている。

ホンダは今年最後であるものの新型エンジンを投入しており、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはテスト走行で最速という結果を残した。あくまでもテスト走行の結果なので、蓋を開けてみるまで分からないが、メルセデスが強すぎる時代をひっくり返せるかどうかは興味深い。(個人的にはハミルトンが好きではないので、フェルスタッペンには頑張ってほしい。)

投資的観点としては、やはりサプライズな優勝や表彰台があると、そのチームの関連銘柄が高騰する傾向が見られる。レッドブルは上場企業ではないので、株式投資においてレッドブルの勝利自体に賭けることはできないが、メルセデス関連でダイムラーや、最近は弱いがフェラーリなど自動車関連銘柄は多数ある。

また、日本からは違法だが、ブックメーカーで結果を予想する投資家やギャンブラーも多く存在する。

単純にスポーツとしても興味深いし、投資対象としても関連銘柄は多く、今年も見逃せないのがF1である。

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