ベトナム警察当局が中国人グループによる大規模オンラインギャンブル組織を摘発

地元紙によると、7月27日にベトナム警察当局が北部最大の港湾都市ハイフォンで、約400人の中国人が関与する大規模オンライン賭博組織を摘発した。

予備調査ではスポーツ賭博や宝くじなどで4億ドル以上の違法なオンラインギャンブル取引を行ったことが分かっている。

ギャンブル組織は、ハイフォンの住宅地のいくつかの団地に設備を置いており、複数の建物から約2,000台のスマートフォン、530台のコンピュータ、多数の銀行キャッシュカードや現金などが押収された。

また、賭博組織のメンバーの多くは18~24歳の若者であり、観光客としてベトナムを訪れ、月435ドル(3,000元)といった報酬で違法に働いていたとみられている。

ベトナムは共産主義国であることもあって世界的にも厳しい賭博規制をかけているが、フーコック島などで限定的にカジノを容認するなど政策の方針転換も見られる。

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多数の銀行口座などを利用するという点では5月に摘発された大規模オンラインギャンブル組織とも手口が似ており、今後も詳しい捜査が続くようだ。

参考文献:Vietnam+, “About 400 Chinese involved in online gambling ring in Hai Phong”, 29 Jul 2019

       

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