干ばつが引き起こすマレーシアのヘイズ(煙霧)

東南アジア・南アジアで問題となっている干ばつだが、それが今度はマレーシアにおけるヘイズ(煙霧)問題を生んでいるようだ。

気象局:ヘイズは9月中旬以降に晴れる見込み

  • 8月1日の森林火災により、マレーシアとインドネシアでヘイズが発生
  • 1-7月の森林火災は、前年同期の1,020件に対し2,770件と大幅増加
  • 2019年の暑さと干ばつが増加要因の一つ
  • 気象局は野外活動を抑え、野焼きを行わないように推奨
  • 南西モンスーンと9月第3週以降に予想される大雨により、同時期までヘイズが続く見込み

補足

依然として森林火災が続いており、南西モンスーンが吹いていることにより、9月下旬頃の大雨の時期になるまでヘイズが続くと予想されている

森林火災の件数は昨年の2.7倍にも達しており、これは明らかに東南アジアで深刻な問題となっている干ばつの影響であると考えられる。

干ばつの影響がここまで広がれば、ASEANの経済活動にかなりの悪影響を与えてしまうように思える。引き続き注意が必要であろう。

参考文献

Bernama, “Met Department: Haze expected to clear after mid-September”, 8 Aug 2019

この記事の著者 HAL について

金融・マーケティング分野の機械学習システム開発や導入支援が専門。SlofiAでは主に海外情勢に関する記事、金融工学や機械学習に関する記事を担当。

HAL の記事一覧