ベトナムの熱波による病気急増は将来の日本

今年のベトナムは熱波の影響で熱中症だけでなく、様々な病気の急増が問題となった。特に北部から中部は平均気温が35~40度に達し、以下のような病気の急増が報告されている。

  • デング熱
  • 風疹
  • 手足口病
  • 脳梗塞

いずれも暑い時期に患者が増えるものであるが、日本でも真夏は40度近い気温に達することも珍しくなくなってきており、まさに将来の縮図と言えるものだ。

デング熱のような蚊が媒介する感染症については、免疫力が弱い乳幼児や高齢者でなければ重症化するケースは少ないが、上記の中では超高齢化社会である日本では脳梗塞は深刻化する可能性がある。

鶴巻温泉病院によると、脳梗塞と言えば冬のイメージがあるが、最も多いのが夏である。猛暑が続く状態であれば、

気温が上がり、血管が拡張しているところに、発汗し脱水状態になると、脳梗塞が起こりやすくなります。ですから、熱中症の予防と同様に、水分を十分にとり、休みながら活してください。

鶴巻温泉病院

と注意を促しており、熱中症と同様の対策が可能だと指摘している。

風疹は今年、日本でも流行が指摘されたが、こうした病気の流行は今後恒常化する可能性も指摘されており、長期的に大きな問題になっていくと考えられる。

参考文献[1]:Vietnam net, “Doctors warn about disease outbreaks as heat wave continues in Vietnam”, 12 Jun 2019

参考文献[2]:鶴巻温泉病院「日本をリハビリテーションする」

       

この記事の著者 HAL について

金融・マーケティング分野の機械学習システム開発や導入支援が専門。SlofiAでは主に海外情勢に関する記事、金融工学や機械学習に関する記事を担当。

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