SDG(持続可能な開発目標:Sustainable Development Goal)について取り上げられることが増えているが、その内実について適切に知っている人は少ないように思う。
SDGは、2015年に国連で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で掲げられた2016-2030年に達成すべき国際目標を指す。17の目標および169のターゲットから構成されており、複数存在するのでSGDsと表記されることも多い。
では、どのような指標があり、日本がどのような状態であるか。これらを分かりやすい形で紹介している啓蒙サイトが、外務省が公開しているJAPAN SDGs Action Platformである。
ここではSDGの定義から取組事例など様々な情報が取り上げられているが、最も有用なのは17の目標・169のターゲットについて、その目標や測定するためのデータ、データの作成方法などを紹介していることだ。
当記事冒頭はそのSDGグローバル指標に関するリンクのキャプチャである。実際にサイトを訪問して目標のリンクを押せば、各ターゲットの文言とデータを閲覧することができる。
日本においては依然として集計・公開されていないデータもいくつも存在するが、それも含めてSDGsに対する取組みの現状を見ることができるだろう。