リモートワーカーとフリーランスに必要な9つのツール(1)

Small Business Trendsが「リモートでビジネスを管理するのに必要な9つのツール」という記事を紹介している。

一般企業でもリモートワークが可能な企業が増えている。筆者は個人事業主だが、場合によっては開発案件を受けてリモートで作業を行うこともある。また、いわゆるフリーランスも似た環境が必要と考えられる。紹介する記事は非常に納得のいく内容なので、筆者の考えとともに挙げていこう。

1.良いコンピュータ

現代のリモートワークということであれば、基本的にコンピュータを利用する仕事が前提となる。

筆者のような機械学習アプリケーションの開発は勿論、いわゆるプログラマーといった仕事、デザインの仕事などでもPCのスペックが低いと話にならない。

ドキュメントしか触らないという人でも他人事ではない。ExcelやPDFは重く、複数開いているとかなりメモリを食う。

良いコンピュータと言っても、エンジニアやデザイナーなど開発上必要という理由を除いてMacである必要は無い。

HPやDELLなどでコストパフォマンスの高いWindows PCはいくらでもあるからだ。PCやレイアウトの見てくれよりもスペックに対する価格で検討すべきである。

最低でもCore i3やCore i5のCPU、4GB以上のRAM(開発者なら8GB以上のRAM)でないと仕事にならない。最近ならSSD搭載でも安くなった。

以下のDELLのデスクトップPCおよびノートパソコンは Microsoft Office Home & Business 2019つきでかなりコストパフォーマンスが良いと思われる。

Dell デスクトップパソコン Inspiron 3470 Core i3 Office ブラック 20Q22HB/Win10/4GB/1TB HDD Dell ノートパソコン Inspiron 15 3581 Core i3 Office ブラック 20Q11HBB/Win10/15.6FHD/4GB/1TB HDD

2.追加のモニター

サブディスプレイを使うことでデュアルディスプレイやマルチディスプレイといったものは、リモートワーカーにとって必須と言える状況になっている。

開発者であれば、開発するのに1画面、ウェブブラウザで調べ物をするのに1画面、参照するドキュメントで1画面と、少なくとも3つのウィンドウを行ったり来たりすることになる。

MacやWindows 10などにある仮想デスクトップ機能を使うという手もあるが、「何かを見ながら作業」をする上で複数のディスプレイがあるのは便利である。

デザインが重要な業務でなければ、安いディスプレイで十分である。ASUSやAcer、BenQなど台湾メーカーを中心に、23-34インチ程度で1万円台のディスプレイが多くある。数を用意するのだから1画面当たりの価格は抑える必要があろう。

下記リンクは、コスパが高いブランドで20インチ以上のディスプレイの検索結果である。

Amazon.co.jpで「ディスプレイ」を検索

マルチディスプレイというと、高価なグラフィックボードを積むといった作業を思い浮かべがちだが、ゲーマーやデイトレーダーでもない限りはUSBマルチディスプレイアダプタで十分である。

筆者は以下の製品を使っている。VGA/DVI/HDMIに対応し、OSもWindows7以上/Linux/Mac OS Xと幅広く対応している。USBで接続するだけなので簡単だ。

Wavlink USB2.0のVGA/ DVI/ HDMIマルチディスプレイアダプタ グラフィックス・アダプタ、複数モニタを最高解像度 1920×1080まで接続(最高級のDisplayLink社DL-165チップセット採用、Windows 10/8.1/8/7/XP/Mac OS X /Linux対応)

3.高速インターネットアクセス

リモートワークをするなら、最近の若い人にありがちなモバイルインターネットでというわけにはいかない。速度的な問題は少なくなってきているが、何よりも高い。よって光通信によるインターネット環境が必須である。

無難にフレッツ光だとか、nuro光が速いだとか色々と言われるが、どれが良いかは場合によりけりである。マンションだと遅いだとか傾向的なものはあるが、地域差が大きすぎてこれ以上のことは言えない。

また、同じ光通信でもプロバイダーをどこにするかといった問題もあるが、この評判も地域差がありマチマチである。

筆者の現在の環境はフレッツ光ネクストの最大1Gbpsのプランだが、必ずしもこれを勧めるというわけではない。

参考にしたのは以下のサイトである。ネットワークの種類や地域ごとにユーザーが任意で測定結果をアップロードできるサイトである。

参考:Radish Network Speed Testing「みんなの測定結果」

田舎だと情報が無いケースもあるだろうが、田舎の場合はユーザーが多すぎて遅いというケースは少ないとは聞く。

プロバイダーの規制情報については以下が非常に参考になる。間違ってもアフィリエイトサイトの「オススメ」などは参考にしてはならない。

参考:ISP規制情報「プロバイダランキング」

将来的なことを考えれば、筆者のように最大1Gbpsのプランを選ぶべきと考えられる。100mbpsのプランは将来的には廃止の方向であり、またインフラも不足しており、良い環境とは言いがたい。但し、既にそのプランであれば、廃止される時に優遇された価格で上位プランに移行できる可能性はあるかもしれない。

次回:リモートワーカーとフリーランスに必要な9つのツール(2)

       

この記事の著者 HAL について

金融・マーケティング分野の機械学習システム開発や導入支援が専門。SlofiAでは主に海外情勢に関する記事、金融工学や機械学習に関する記事を担当。

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