コーヒー好きなら自分でレギュラーコーヒーを入れる人も多いが、ひときわ面倒臭いのが水出しコーヒーである。以下のような市販の水出しコーヒーポットは安く、1リットルくらいをまとめて用意しておけるが、普通は用意して一晩くらいは置かなければならず、意外と手間である。
HARIO (ハリオ) 水出し コーヒーポット 1000ml コーヒードリップ 8杯用 ブラウン MCPN-14CBR
季節外れではあるがEntrepreneur Asia Pacificにあった宣伝記事で見かけて興味を持ったので紹介するのがFrankOne Cold Brew & Coffee Makerである。(冒頭画像は公式サイトより)
元々これはFrank De Paula社がクラウドファンディングKickstarterで資金を集めて開発されたもので、現在は米国内からでしか買えないが、定価120ドルとほどほどの価格である。(セールやクーポンも出回っている。)
これは真空を利用してコーヒーを入れる技術が使われており、レギュラーコーヒーの粉と水を入れれば、ホットコーヒーなら30秒、水出しコーヒーなら4分で淹れられるというものである。
付属の計量スプーンを使い、一度に最大14オンス(約400ml)のコーヒーを入れれ荒れる。基本的にガラスと金属メッシュフィルターで構成されており、USB電源で動かせる。電源部も防水になっており、洗剤で洗えるようだ。
例えばネスカフェドルチェのようにレギュラーコーヒーを手軽に淹れられる機械はあり、グラスに氷を淹れておけばアイスコーヒーも作れるが、水出しコーヒーはできないし、なんせドルチェの豆は値段がお手頃ではない。
4分というのをどう評価するかは人によって意見が分かれるだろうが、水出しコーヒーが好きという人であれば、一定の評価を得られるだろう。なお、現時点では日本国内からは買えない。
参考文献[1]:Frank De Paula
参考文献[2]:Entrepreneur, “This Coffee Machine Makes Delicious Cold Brew in Minutes, Not Hours”, 8 Dec 2019